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平成19年産(2007年度)大豆生育状況 7月
米国中西部 米国中西部 米国中西部(N-GMO)
オハイオ州では土壌が硬く乾燥していた為、いくつかの大豆圃場での発芽は遅れた。大豆の草丈は伸びず、被害箇所の大豆植栽密度は半分程度となっている。依然として降雨を必要としている。インディアナ州では約20%の大豆は開花が始まったが、降水量は平年以下。約40%が良好で、残りは平年並みの作柄。
(撮影 7月20日)

米国ミシガン州 米国ミシガン州 米国ミシガン州(Vinton81)
栽培地域は数週間降雨が無く乾燥気味で、降雨が必要な状況。しかしながら、大豆は順調に育っており、見た感じも良好。向こう2日間に降雨が予想されている。すでにマメコガネ用の農薬は散布され、農地の10%程にはブタクサ用の農薬も散布された。ビントンの状況は良好。 イリノイ州の契約栽培地は平年以上の降雨があり、順調に生育。
(撮影7月16日)

カナダ カナダ カナダケベック州(バラエティー)
7月初め場所によりアブラムシの発生が見らたが、殆ど影響はない。その後、北部地区や オンタリオでもアブラムシが増加しているが、対応する準備は整っている。殆どの品種で成育段階のR2(満開期)-R3(鞘付初期)。大豆の生育は素晴らしく順調。苗は良く成長し、多くの枝を広げている。 アブラムシ対策が上手く行けば、質も量も良好な大豆になると思われる。
(撮影7月2日)

中国黒龍江省 中国黒龍江省 中国黒龍江省(一般黄大豆)
作付時期が若干遅れたものの、全般的な生育は標準的なレベルにあると言えるが、局地的に旱魃の影響が出始めてる。現在開花期後半に差し掛かり、株高は約50〜60センチ程度。7月に入っても高温状態と少雨状態が続いたが、最近黒龍江省全般に2度広範囲に渡る降雨が見られた。この降雨のお陰で、現在の西部や北部の土壌水分は最適と言える状態になった模様。
(撮影7月22日)

福島県 福島県 福島県(タチナガハ)
あぐりプロ八丁目(八丁目地内)雑草が抑えられ生育も順調。本葉も10葉が展開し分枝も見られるようになった。ただ、一部では湿害も見られ本葉5葉展開のところもあるがほぼ平年並みの生育をしている。
(撮影7月17日)

総評
月初、米国中西部は旱魃傾向にあり、土壌水分は不足気味。作付け面積の減少と旱魃による減収の懸念からシカゴ大豆の相場も急伸し続けた。これから受粉期に入り一番重要な段階に入る大豆にとっては、水分が最も必要な時期。しかし、満足とまでは言えないが、7月の中下旬に一部地域を除き適度な降雨があり旱魃懸念が解消された。それでも、充分とは言えずまだまだ降雨を必要としているのは事実。中国黒龍江省の佳木斯、鶴崗、集賢、双鴨山といった北東部では旱魃の状況が悪化し、単収に悪影響を及ぼす可能性が出てきていたが、最近黒龍江省全般で降雨が見られ、旱魃問題をやわらげた。国内はこれからだが、北海道では例年より2,3日早いペースで生育が進んでいる。