豊年ファイバーフィードU

『良質な大豆の皮を主原料とし、とうもろこし、コーングルテンフィード、とうもろこし胚芽油かす等の原料を混合しペレット化した豊年独自の粗繊維強化飼料≪混合飼料≫です。
大豆皮はNDF含量が高いにもかかわらず、リグニン含量は低いため、その消化率が95%と非常に高い高エネルギーの原料です。この大豆皮を主原料に混合した『豊年ファイバーフィードU』は、粗せん維率が高く乾物中24.1%である上、NELも非常に高く1.83Mcal/kg と、ビートパルプペレットの 1.79Mcal/kg を上回っています。

  NEL
豊年ファイバーフィードU 1.83Mcal/kg
ビートパルプペレット 1.79Mcal/kg
  (乾物中)

とうもろこしサイレージ22%(乾物ベース)を大豆皮により代替しても、乳量に差異が無く、乳脂率は増加する事が報告されています。また、大豆皮と咀嚼を促す牧草とを併用して給与することにより、第一胃内の酢酸濃度を下げること無く、濃厚飼料割合を単純に増加させた場合よりも乳量を増加させる事が可能であると報告されています。給与例(体重600kg、乳脂率3.7%、無脂固形分率8.7%、産次数3産) そのバッファー効果は、特に高澱粉質飼料を給与している場合に発揮され、ルーメンアシドーシスを予防しつつ乳牛の生産性を高める事が期待できます。
『豊年ファイバーフィードU』の粗せん維率は、乾物中24.1%であり、ビートパルプペレットの19.6%よりも高く、アルファルファ乾草21.8% (1番草・開花前)、ビール粕16.0%と比較しても劣りません。

  粗せん維
豊年ファイバーフィードU 24.1%
ビートパルプペレット 19.6%
アルファルファ乾草 21.8%
ビール粕 16.0%
  (乾物中)

また、トウモロコシをバランス良く混合しエネルギーバランスをとった『豊年ファイバーフィードU』ではTDN74.9%と、ふすま72.3%、ビール粕70.6%、とうもろこしサイレージ67.7%より高い成分値を示しています。

CPにおいては乾物中17.2%前後を示し、アルファルファヘイキューブ(Quality medium)16.5%と比較してもそん色ありません。 『豊年ファイバーフィードU』の原料は全て粉砕されペレット化されておりますが、粗せん維含量が高いことから、第一胃内に取り込まれると、第一胃内の酢酸濃度を低下させること無く乳生産を維持することが期待できます。給与している粗飼料の消化率が低い場合には、特に効果的です。

●給与飼料のTDNを向上させたい場合
とうもろこし、大麦等の穀類のみを給与するのではなく、この『豊年ファイバーフィードU』を給与することにより、穀類とのバランスをとりながら、穀類過剰給与による過肥、ルーメンアシドーシス、乳脂肪の低下等の危険を避けつつ、TDNを向上させることが可能です。 『豊年ファイバーフィードU』は粗飼料の不足を補い、第一胃内の発酵を促進する目的で開発された独自の混合飼料です。乳用牛に対する粗せん維の強化・補充及びバランスのとれたエネルギー補給に『豊年ファイバーフィードU』をお勧めします。

給与目安
給与する粗飼料の乾物量が限られている場合、出来るだけ長いせん維の粗飼料を給与する事が望まれます。 その意味で、『豊年ファイバーフィードU』は乾草の代替品としてではなく、粗飼料に加えて2〜3kg与えて下さい。

平均成分値
成分 原物中 乾物中
粗たん白質 15.0%前後 17.2%前後
粗脂肪 3.0%前後 3.4%前後
粗せん維 21.0%前後 24.1%前後
粗灰分 7.0%前後 8.0%前後
カルシウム 0.40%前後 0.40%前後
りん 0.17%前後 0.17%前後
DCP 12.0%前後 13.7%前後
TDN 65.2%前後 74.9%前後

原材料名(2007.04 現在) 大豆皮、とうもろこし、ふすま、コーングルテンフィード、とうもろこし胚芽油かす、とうみつ、植物性油脂、レシチン