2017年 6月 7月 8月 9月 10月 2016年 / 2015年以前


2017年産(平成29年産)大豆生育状況 9月
カナダケベック州 カナダケベック州 カナダケベック州(バラエティー大豆)
2017年産の大豆の収穫がケベック州でようやく始まった。 先週の土曜日に大豆を積んだトラックを見つけた。収穫された大豆は汚れもなく綺麗。水分は12.6 %だった。
(撮影9月25日)

アメリカミズーリー州 アメリカミズーリー州 アメリカミズーリー州(バラエティー大豆)
Cool&Wetな天候が続き大豆も順調に生育している。品質も良さそうに見える。
(撮影9月15日)

アメリカミネソタ州 アメリカミネソタ州 アメリカミネソタ州(バラエティー大豆)
エリアの多くは、乾燥していたが、降雨もあり順調に生育している。急死症候群に感染した圃場があったが、多くの圃場は影響がなかった。圃場により落葉が始まったところやまだ葉が青い圃場もありバラバラだ。
(撮影9月15日)

山形県鶴岡市 山形県鶴岡市 山形県鶴岡市(エンレイ)
市内中央域の大豆圃場。主にエンレイ、里のほほえみを作付しているがこの地区はレイの量を増やした。エンレイはもうすぐ落葉しきる様子がうかがえるが、里のほほえみは10/10日前後になるだろう。6月の低温と花付期にも多雨低温となった為着莢数が少なく、昨年と比べると悪い模様。 視察圃場のエンレイは莢数8個。他の圃場も同様だが一莢粒数がほとんどすべて2粒で全体の収量に大きく影響してくる見込み。加えて粒径が小さいと農家からは嘆かれている。
(撮影9月29日)

JA秋田ふるさと管内 JA秋田ふるさと管内 JA秋田ふるさと管内
5月、6月の低温、8月の豪雨と天候に恵まれなかったが、後半にかなり持ち直し、状況は良好。実入りもしっかりし三粒鞘も多く見受けられ、収量は前年並みか、もしくは若干だが減収になるかもしれない。現在、米の収穫の最中だが、10月中旬からは大豆の収穫が始まる。
(撮影9月27日)

福島県あいづよつば管内 福島県あいづよつば管内 福島県あいづよつば管内猪苗代町(あやこがね)
枯れ始まってきた。大豆が倒れているのは、先日の台風の影響。今までに比べ莢付が少ないような気がするが、それでも莢の状況は今月になってから改善した。
(撮影9月21日)

岩手ふるさと前沢地区 岩手ふるさと前沢地区 岩手ふるさと前沢地区(秘伝大豆、岩手みどり)
台風18号の被害は無く順調に生育している。しかしながら圃場を見ると背丈が低い部分と倒伏気味なのが気になる。主茎長はいずれも70cm程度。畑によって違いはあるが、着莢数が秘伝大豆の場合茎あたり30〜40と少ないが、一方、岩手みどりは着莢数40以上のものが多く収穫が期待できる。圃場の雑草対策はきちんと管理されており、草つゆなどによる汚粒の心配は無いと思われる。虫喰害も少なく良好だった。
(撮影9月20日)

宮城県加美菅内 宮城県加美菅内 宮城県加美菅内(タチナガハ)
9月に入ってから天候が回復し、前回視察時に比べると大分実が大きくなってきた。昨年よりも雑草が少ないので、中耕を工夫したことが良い影響を与えていると思われる。台風被害もほとんどなく、概ね順調に育っている。
(撮影9月22日)

総評
米国U.S.D.A.の9月単収予想は49.4ブッシェル/エーカーから49.9ブッシェル/エーカーに上方修正された。米国現地からの報告も平年並みの作柄と報告となっているが、播種が全体的に遅れた為、収穫もその分遅れている。日本への新穀入荷も2週間ほど遅れることになるだろう。2017年産は、昨年の2016年産ほどの単収には達しないが、栽培面積は400万エーカー程、昨年対比増加したので、今期の生産量が新記録となる可能性があるかも知れない。米国全土では、大豆は成熟ステージに入り、41%で落葉が始まっている。昨年及び過去5年平均と比較すると43%だったので、今期は若干遅れている。収穫は始まったばかりで進捗率は4%程度、これは例年並みの状況。国産大豆も降雨過多、日照不足の為、予想収穫より減少するが台風などによる大きな被害が無かったため単収は下がるものの全国の収穫量は心配する事は無いと思われる。これから南米の作付けが始まるが、適度な降雨もあり、今のところ、大きな懸念材料はまだ発生していない。今回も中国関連の生育状況情報はありません。