2017年 6月 7月 8月 9月 10月 2016年 / 2015年以前


2017年産(平成29年産)大豆生育状況 8月
アメリカミシガン州 アメリカミシガン州 アメリカミシガン州(バラエティー大豆)
Wet&Coolにより播種が通常よりも遅い5月の下旬に行われた事から、全体的に平年よりも少し遅れ気味。(90エーカー程、Wetにより再播種を行った。)6月・7月は気温も上昇し(但し、上がり過ぎなかった為に、高温のストレスはあまりなかったが)適量の降雨により生育は促進された。8月の前半は乾燥気候だったが、気温は平年より低めなので作柄については今のところ大きな懸念はない。播種が遅れた事から、現時点の単収見込みについては平年並み〜少し低い(例年40前半ブッシェル→30台ブッシェル)見通し。
(撮影8月15日)

アメリカオハイオ州 アメリカオハイオ州 アメリカオハイオ州(バラエティー大豆)
降雨が多い地域もあり昨年に比べて背丈が小さく、生育が遅れている地域もある。オハイ州の北部は南部に比べて降雨の影響を受け、昨年に比べて背丈が低い。
(撮影8月19日)

アメリカミネソタ州 アメリカミネソタ州 アメリカミネソタ州(バラエティー大豆)
最近は十分な降雨があった。特にアイオワ,ミネソタ、ウィスコンシン等。アイオワ西部の乾燥しているエリアでさえ、また、東サウスダコタとノースダコタの干ばつのため傷ついているエリアでさえも最近の2週間においては降雨があった。しかし、特にオハイオとウィスコンシンの一部、イリノイ、インディアナ、およびミシガンのエリアにはもう少し多くの雨が必要でと思われる。
(撮影8月20日)

JA岩手ふるさと管内 JA岩手ふるさと管内 JA岩手ふるさと管内(リューホウ)
ふるさと管内水沢地区。この地域も8月に入っても日照不足。毎日のように雨が降っているため気温も上がらない。大豆の成長に危機を感じていたが、花は咲き莢も着き始めてきた。 
(撮影8月17日)

山形県置賜地域 山形県置賜地域 山形県置賜地域(里のほほえみ)
背丈は80cm〜95pと良好。7月末以降は高温の日が続きまた時折の雨もあった為順調に生育が進んだ。残念なことに徐々に虫の発生も見られ、葉が喰べられている部分も出てきている。防除等対策が心配になってきた。開花時期については特段遅れるような事はない。
(撮影8月11日)

宮城県登米菅内 宮城県登米菅内 宮城県登米菅内(タチナガハ)
先月7月の降雨被害はそれほどなく概ね順調に育っており、花も咲いてきている。梅雨明けが発表されたものの思ったより気温上がらず、今後の天候が懸念される。
(撮影8月4日)

総評
米国U.S.D.A.の単収予想は49.4ブッシェル/エーカーだったが、民間のクロップツアーの平均単収は48.5ブッシェル/エーカーだった。大きく単収を下げることはないものの品質が懸念される。大豆の小粒化や含有蛋白質が少ないことだ。また、生育が遅れているので、収穫時期も遅れる。早霜の心配もある。カナダも同様だ。国産大豆については降雨過多日照不足のあった東北は予想よりも生産が少ないと思われるが、北海道の増産により市場への供給懸念はなさそうだ(8月24日の豆太郎日記参照願います)。
*今回中国大豆生育状況は情報未入手。カナダ大豆生育状況は直近の情報が無かったため掲載しておりません。