2017年 6月 7月 8月 9月 10月 2016年 / 2015年以前


2017年産(平成29年産)大豆生育状況 7月
カナダ カナダ カナダオンタリオ州・ケベック州
ケベック州の今年7月および8月の気温は昨年夏レベルの高温にはならない見込み。北部全体は低温、大豆の主産地である南部エリアはほぼ例年並みだろうと予想されている。降水量はケベック州、オンタリオ州東エリア共に例年以上で推移しているため多くの地区で播種が遅れた。今後の2ケ月間で気温がもう少し上がってくれが挽回の可能性がでてくる。生育段階に一定のばらつきが認められたが、それも時間の経過とともに縮小してきている。開花した圃場はまだほとんどないが、現時点では開花直前の段階。
(撮影7月12日)

アメリカミネソタ州・ノースダゴタ州 アメリカミネソタ州・ノースダゴタ州 アメリカミネソタ州・ノースダゴタ州(レッドリバーバレー地区)
生育は今のところ平年並みであり、適度な降雨にも恵まれている。ノースダゴタ州中央部においては干ばつ懸念。多くのフィールドは現時点においては平年並みと見られる。短期及び長期予報においても、平均的な降水量と平均以上の気温が予想されている。大方のエリアでは十分な水分を確保しているが、単収見込みは昨年の記録的な豊作までにはならないと予想される。
(撮影7月25日)

中国黒竜江省・吉林省 中国黒竜江省・吉林省 中国黒竜江省・吉林省
全体的に黒龍江省はやや旱魃気味だが、今週の降雨も予報されているので、おそらく状況は 改善されるだろう。生育は正常。また、吉林省東部での生育状況は良好。作付面積は黒龍江省で3割程度昨年よりも増加したと予想されている。また、吉林省東部延辺地区(含む敦化)は昨年比15%程度増加したと予想されている。
(撮影7月11日)

JA秋田ふるさと管内 JA秋田ふるさと管内 JA秋田ふるさと管内(リューホー)
JA秋田ふるさと管内でも播種が一番遅れた圃場。5月の低温と雨のため例年より2週間播種が遅れたため生育状況も10日前後例年より遅れている。昨年なら丈が写真の2倍以上に生育していた。一部の圃場では低温障害か、葉が一部黒くなっている場所がある。収穫時期が遅れるようだと、寒さのため昨年のように収穫できるか心配だ。 
(撮影7月12日)

JAふくしま未来管内 JAふくしま未来管内 JAふくしま未来管内(相馬地区)里のほほえみ
背丈は70cmで生育良好。福島県では今年度から奨励品種に登録され、管内でも数箇所で栽培。タチナガハに比べ畦間を広くし播種。タチナガハの平均60cmに対し70cmと広くし株元まで日光を入れるよう工夫している。さらに太平洋側は東からの冷たい風(やませ)が入るが連日高温の気候が続き順調に生育が進んだ。
(撮影7月25日)

JA岩手ふるさと管内 JA岩手ふるさと管内 JA岩手ふるさと管内(リュウホウ)
撮影は水沢地区。播種から約2週間経過で茎は17p程まで伸びた。こちらの地区も降雨が少なく乾燥気味であるが、概ね順調に成長している。来月の中旬から下旬の開花になるだろうとの事。
(撮影7月12日)

総評
米国は乾燥気味に推移していたが、その後降雨もあり生育も進んでいる。しかし、グレートプレート地帯やその近隣地区(ノースダコタ、サウスダコタ両州、ネブラスカ州北部、アイオワ州西部、イリノイ州南部)では乾燥が続きさらなる降雨を必要としている。カナダは降雨が続き作付けが遅れた為、生育も例年より遅い。中国も若干だが乾燥天候が続いているようだが直近の情報が入ってこないので、詳しくはわからない。国内においては降雨低温が続いた東北地区は生育が遅れている。また、秋田地区の洪水被害は一部の地区で大豆に泥かぶりがあったようだが、秋田県全体に影響を及ぼすような被害は出ていない。(7月25日の豆太郎日記参照願います)