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平成20年産(2008年度)大豆生育状況 10月
米国ミシガン州 米国ミシガン州 ミシガン州(バラエティー)
生育時期の影響か小粒が目立つ。例年通りのメッシュにて選別を行うと予定量より3割から4割減少する。他中西部の一般N-GMO大豆は地域により、又、品種によりバラツキが多く収穫が完全に終了しないと分からない。現地を視察してもエーカー当たり30ブッシェルから55ブッシェルの単収の畑まで様々。
(撮影10月24日)

中国黒龍江省 中国黒龍江省 中国黒龍江省(一般黄大豆)
殆どは9月25日頃から10月5日頃に収穫。収穫時の天候が良好だったので、泥汚れ粒は少なく、表面は綺麗。また、生育時に病害虫の大きな被害が無かったので、虫食いや紫斑粒や茶豆等の被害粒は比較的少なめ。2008年産黒龍江省産大豆の全般的な品質は良好と言える。石豆も例年より少ないようだ。
(撮影10月29日)

カナダ カナダ カナダケベック州(バラエティー)
収穫はほぼ終わりに近づいているが、本年の収穫は、前年よりも良好。本年は、降雨方により降水量も多かったものの、気温は大豆の成長には理想的なものだった。9月の雨により、収穫が遅れたが、10月初旬には陽射しに恵まれ、収穫には最適な天候となり、大豆の水分値も優良で、土壌も乾燥しており、汚粒発生の懸念も回避できた。
(撮影10月20日)

福島県 福島県 福島県(タチナガハ)
JA郡山市 日和田総合支店管内。葉もほとんど落葉し、着鞘の様子が手に取るように見えてきた。狭畦密植栽培のため1本当りの着鞘数は25〜40個とそんなには多くはないが、植え付け本数が多いことから面積あたりの収量は期待できそう。今年は一時的に豪雨に見舞われたものの台風の上陸もなく穏やかに生育した。鞘の中の大豆は乾燥してきており今後好天が続けば11月上旬には収穫作業に入れそう。
(撮影10月20日)

宮城県 宮城県 宮城県(あやこがね)
宮城登米米山地区。播種時期の雨量不足、生育期の日照不足がそのまま影響しているようで茎丈が低い物がかなり目立ち刈取り時の刈残し、汚粒による収穫減及び品質が懸念される。生産者に話を聞いているが、昨年よりも収量では3〜4割減、粒形では中粒が多くなるだろうとの事。まだ、茎も充分に乾燥していない為、収穫はまだ先になる予定。
(撮影10月30日)

総評
国産、中国、及びカナダ大豆は大きな生育阻害要因もなく順調に成育。収穫時期も今のところ大きな問題は発生していない。カナダの早生の品種は11月末には入港し始める。但し、米国産に至っては産地によりバラツキが大きすぎ全体を一言で評価するのは難しい。米国の主要大豆生産地を視察したが、単収が30ブッシェルのところから55ブッシェルのところまで様々。粒も小さい。品質も大いに気になるところ。品種、産地によって供給量が懸念される。