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平成19年産(2007年度)大豆生育状況 10月
中国黒龍江省 中国黒龍江省 中国黒龍江省(一般黄大豆)
黒龍江省東部では10月の第1週に収穫が終了した。今年は旱魃などの被害があったせいか、各地区で品質がばらつきそうだ。今回、視察した地域は全体的に粒が小さく、紫斑病も多く見受けられた。
(撮影10月10日)

米国中西部 米国中西部 米国中西部(N−GMO)
9月の1週目の気温は平年以上の34度程度だが、徐々に気温が下がり20度くらいになってきた。降雨も平年並みに近づいているが、これ以上の降雨は必要ない。例年よりも早く成熟を続けている。収穫は9月末から始まるが、多くの農家は昨年より収量が落ちるのではないかと心配している。
(撮影10月16日)

カナダ カナダ カナダケベック州(バラエティー)
この二週間は大豆の収穫にとって、久しぶりに最適な状況。土壌は乾燥し堅い為に農家はコンバインのヘッドを地面の近くまで設定できた。従って、豆の数も増え、泥汚れがつかないため質も高まる。収穫の障害となる要因の一つは、朝露の影響で農家は一日の限られた時間しか作業出来ないことだが、運良く晴れの日が最近続いた為に毎日の作業が可能となった。
(撮影10月2日)

福島県 福島県 福島県(タチナガハ)
JA郡山市 日和田総合支店管内。ほぼ落葉したことにより大豆の莢付きの全容が見えてきた。草勢が旺盛な圃場であったが生育に比例して着莢状況も良く、良いところは莢数も60個をゆうに数えるものもあった。多くは40から60個。このまま好天が続けば11月上旬には収穫作業に入れそう。
(撮影10月20日)

宮城県 宮城県 宮城県(あやこがね、タンレイ)
登米地区は天候にも恵まれ茎水分も丁度良い状態になっており、このままの天候であれば11月4日前後の刈入れ。昨年並みの収量、品質と思われるが写真通り、伸びすぎで倒れている圃場も多く見られる為、刈り取りの際の、汚粒、刈り残しが気に掛かる。ミヤギシロメについては11月末頃からの刈り入れとなる模様。
(撮影10月21日)

総評
今年の中国大豆の品質は全体的に小粒傾向となっている。場所により紫斑病も多く見受けられる。米国中西部は生育時期に旱魃になった所や収穫時期に降雨にさらされた所は汚粒の発生や小粒傾向。中には最高の品質の大豆も収穫されている場所もありおり場所よく状況を把握しないと同じ品種でも問題が発生しかねない。カナダケベック州は生育から収穫に至るまで順調に推移し高品質の大豆が期待される。国産については今のところ大きな台風もなく順調。