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平成17年産(2005年度)大豆生育状況 10月
米国1 米国2 米国中西部(LOL)
米国中西部を2班に分かれ視察した。各地で状況が違うので一概に言うことはできないが旱魃の影響を受けた州でも、一部を除き平年並みの作柄と言う印象であった。しかし、全体的にやや粒形が小さく感じられた。現在、米国では、低リノレン酸大豆の生産が本格化している。低リノレン酸大豆のみを分別管理して栽培、収穫する新たなIPハンドリングプログラムができあがっている。
(10月12日撮影オハイオ州にて)

米国3 米国4 米国ミネソタ州(KATO、IA)
成熟/登熟し、ほとんどの品種で収穫開始。本年度の新穀における総括的なコメントは次の通り。 サイズ・色・全般的な品質は良好。過去2年と比較して、サイズは大きく・粒の大きさも揃っている。今年は大きなストレスが見られなかったために、蛋白質は平年並み。単収は平年よりも大分高い。
(10月8日撮影)

カナダ1 カナダ2 カナダケッベク州(チータ)
10月第1週に好天が続いており、週末には「チータ」大豆の収穫はほぼ完了した。しかし晩い収穫時期の品種は中下旬の降雨に遭い収穫が中断された模様。尚、当社が05年産より新たに扱う大豆「GTR−7」は11月上旬入港予定。「ACハークル」も同様。
(10月5日撮影)

福島1 福島2 福島県伊達みらい管内
早生種のスズユタカは10月初めには完熟となり収穫を待つばかり。フクイブキも全体に黄色味が増し、完熟を待つばかりとなっている。今年は幸い台風による被害も少なく、例年通りの収穫が見込まれるが、雨の日が多いため今後の収穫の時期に、気を遣わなくてはならない。
(10月8日撮影)

庄内1 庄内2 山形庄内地区
スズユタカの刈り取りは10月20日頃より始まり台風の影響も少なく、昨年より天候に恵まれたが、丈の伸びすぎにより大豆の品質及び粒形にバラツキが見られる。
(10月25日撮影)

総評
米国、中国とも品質概ね良好で豊作となっているが持ち帰ったサンプルや現地視察報告を見る限り小粒傾向のようだ。米国の旱魃も各地域により違うというよりフィールド毎に状況が違うようなので来年は入港ロット毎に品質のバラツキが発生する可能性もある。年間安定して使用するにはブレンドが必要になるかも知れない。国産大豆も昨年のような問題も発生していないので予想通りの収穫が期待できる。但し、契約栽培が多いと聞いているので人気品種は早めに手当てしていくことをお勧めしたい。