武陽月報 June 2018 武陽月報Vol.244 June 2018
平成30年6月4日発行

武陽食品株式会社
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武陽月報は、大豆と共に情報をお届けするニュースレターです。

全国納豆共同組合連合会通常総会&納豆鑑評会表彰式開催
5月11日、全国納豆協同組合連合会は通常総会と第23回全国納豆鑑評会入賞者の表彰式を上野「精養軒」で開催した。冒頭あいさつした野呂剛弘会長は、直近の業界動向について「大手メーカーから価格改定の動きが見られ、業界全体でもこの動きが広がっている。納豆連は、四半世紀以上に渡る価格競争やコスト上昇といった問題を自助努力で乗り越えてきた企業の集まり。価格改定という大きな転換に光を感じながらも不安も感じている。会員と共にこれからの市場動向に着目し、この変化をポジティブに捉えたい」と述べた。来年第24回全国納豆鑑評会は北海道で開催される。総会では18年度事業計画について、納豆連HACCPなどの対応について報告。納豆連HACCPが完成し厚労省の承認を得たことから各会員に手引き書を配布したことなどが事務局から説明された。PR事業は、〈1〉ローカルメディアへの話題提供による企画、〈2〉全国発信するための企画(7月10日納豆の日の記念イベント、納豆クイーン表彰式、糸の日アスリート応援企画、健康学セミナー、ニッポンおいしい納豆地図)などを引き続き計画する。 

第6回国産大豆入札結果
5月23日に第6回目の国産大豆の入札が行われた。上場されたのは普通大豆6,396トン、特定加工用大豆が1,987トンの合計8,383トン。落札されたのは普通大豆が2,059トン、落札率32%、特定加工用大豆は514トン、落札率26%だった。落札平均価格は普通大豆が8,151円/60kg、特定加工用大豆が7,831円/60kgだった。前回の落札価格に対し普通大豆で67円/60kg安い落札結果だった。特定加工用大豆は194円/60kg値下がりした。

6月より大豆生育状況掲載
5月下旬、北海道では例年より早く大豆の作付けが始まったようですが、当社では今年も恒例となった大豆の生育状況をホームページに掲載します。国内(東北地区)・中国・カナダと月1回ですが掲載します。アドレスは次の通り。http://www.buyou.co.jp/2007/index-4.html

豆腐が常温保管可能・賞味期間も半年に
豆腐の保存方法が大きく変わりそうだ。普段、豆腐は冷蔵庫で保存するが、今後は常温での保存が可能になりそうだ。つまり、冷蔵庫に入れなくても保管可能。そして、賞味期限が半年以上伸びるかもしれない。それにしても、賞味期限が長く、常温で保存できる“スーパー豆腐”はどのように作っているのか。まずは、豆腐の原料となる大豆に水を加えてすり潰す。すり潰した大豆からおからを取り除き、豆腐の製造に必要な豆乳だけを抽出する。ここまでは、通常の豆腐と変わらない。抽出した豆乳が運ばれるのが、豆乳のタンク。中には豆乳の他に、高温の蒸気が流れ込んでいる。内部温度は130度以上にもなる。常温でも保存できる“スーパー豆腐”の秘密。それは、無菌の状態で豆腐の原料を作ることにあるという。さらに、容器にも長期保存を可能にする秘密がある。中身の品質を長い間保持するため、空気と光を通さない特殊な紙パックを使う。こうした工夫で、保存料などを使わなくても豆腐を常温で長期間、保存ができるものになる。日本では豆腐の常温保存を認めていないが、厚生労働省は今後、基準を改正し、条件を満たした豆腐に対して常温での保存や販売を認める方向で検討している。

女優加藤紀子さん「お豆腐親善大使に」!
4月22日女優の加藤紀子さんが、一般財団法人全国豆腐連合会及び一般社団法人日本豆腐マイスター協会公認の「お豆腐親善大使」に任命された。加藤紀子さんは昨年3月に豆腐マイスターを取得。豆腐好きは有名。「全国、いや世界でお豆腐を作ってらっしゃる方をしっかりと応援して、お豆腐の魅力を発信していけたらと思います。」との事。

カナダ大豆作付面積減少
18年産カナダ大豆作付は11.4%減となることをカナダ統計局調査が発表。カナダ統計局がこのほど発表した、3月末現在の18年産主要農作物の作付意向調査によれば、大豆の作付面積は前年比11.4%減の645万A、菜種は7.0%減の2,138万Aと、共に前年の史上最高水準から減少する見通しとなった。同調査によれば、大豆の作付は主要生産州でいずれも減少見通しにあるとしており、なかでもマニトバ州は14.4%減の200万Aと、07年以降で初めて減少に転ずる見通しとなっている。また、オンタリオ州は1.8%減の300万A、ケベック州も12.3%減の86万Aと、減少見通しとなっている。

18/19年度米国大豆需給予測、生産高42.8億bus
米農務省が10日発表した、18/19年度の米国大豆需給予測によれば、3月未発表の作付意向面積8,898万Aをベースに、収穫面積を8,820万Aと予測、さらに平年単収48.5bus/Aを当てはめると、生産量は42億8,000万busと史上最高だった17年産を下回るが、16年産には匹敵する見通し。現在の状況について、5月に開かれた米国大豆輸出協会のセミナーでは、「貿易摩擦が重要な問題になっている。中国が米国産大豆や豚肉に25%の報復関税を課す考えを発表した後は、シカゴ大豆は安値を付けた。しかし実施時期などについてはまだ交渉の余地がある。そもそも世界の大豆需要は強く、混乱があったとしてもチャンスと捉えることができる」と述べた。世界の大豆需要については「アジアで需要が伸びている。多くの地域で人口が増加している。世界ではこの数年間、生産量が需要量を上回っている。米国で気候に恵まれたこと、南米やウクライナ、黒海周辺で生産が拡大した。しかし17年産は、南米での天候不順もあり生産量は前年を下回った。しかし、今後も世界の需要量は拡大するだろう」と述べた。また世界の大豆生産の拡大には、投資も重要であり、米国では最先端技術を導入することで収量が増え、世界の需要に応えているとした。食用油需要については、この数年で需要量が増加しており、在庫が減少していると述べ、特にパーム油は生産が減っている一方で、使用量が増加しているとした。18年産米国大豆の作付け見通しについては、前年産程ではないが、作付面積増加が見込まれるとした。また、米国におけるNon-GM大豆生産については、「今年は増える可能性がある。従来は作付面積の約94%がGM大豆だったが、今年は93.0〜93.5%前後になるのではないだろうか。背景には、生産者がNon-GM大豆の生産を支持しており、プレミアム(奨励金)を得られるとの期待がある。プレミアム価格は16年夏から17年春までは低調だったが、その後は安定しているようだ」と説明した。州別の生産動向については、ミズーリ州で17年産は23%増加し、ミズーリがNon-GM大豆生産のリーダーだとしたほか、ノースダコタやミネソタ、ネブラスカでも拡大の動きが出ているとした。南米産大豆については、17年産は高温乾燥天候の影響でアルゼンチンが不作となり、輸出量も減少するとしたが、次年以降は回復するとの見方を示した。中国の需要については、搾油量が毎年増え続けているなかで、中国政府は国産大豆の増産を図る動きもあるが、畜産業が盛んなため大豆ミール需要は強く、中国の大豆輸入量は1億tを超えて、今後も伸びるとの見解を示した。 輸入先では米国が35〜40%、ブラジルが60%を占めている。世界大豆輸出量約1億5,000万tのうち、1億t近くが中国に輸出されている。世界の大豆輸出量の大半を中国が輸入しているわけだが、国内需要をまかなうためには、ブラジル大豆の輸入量も増えるが、カナダやウクライナからの輸入量も増える可能性を示唆した。

★★【世界の大豆生産高予想】単位 百万トン

 
生産年度 18/19 17/18
発表月日 6/10 5/10 5/10
米国 116.49 119.52
ブラジル 117.00 117.10
アルゼンチン 56.00 39.00
パラグアイ 9.80 10.00
ボリビア 2.70 2.60
中国 14.10 14.20
インド 10.80 9.00
カナダ 7.80 8.00
ロシア 3.90 3.62
ウクライナ 4.50 3.89
EU-27 2.75 2.67
合計 354.54 336.70

★★【米国大豆需給予想】単位 百万ブッシェル

                       
生産年度 18/19 17/18
発表月日 6/10 5/10 5/10
作付面積(百万A) 89.0 90.1
収穫面積 88.2 89.5
1A当たり収量 48.5 49.1
期首在庫 530 302
生産量 4,280 4,392
合計+輸入量 4,835 4,718
  搾油 1,995 1,990
  種子 135 133
  輸出 2,290 2,065
合計 4,420 4,188
  期末在庫 515 530
  在庫率 9.4 12.7




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