武陽月報 February 2018 武陽月報Vol.240 February 2018
平成30年2月5日発行

武陽食品株式会社
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武陽月報は、大豆と共に情報をお届けするニュースレターです。

東北第2営業所移転のお知らせ
当社の東北第2営業所(福島県本宮市)が仮移転しました。本宮市の再開発に伴い2月1日に仮移転となりました。移転後は、何かとご迷惑をお掛けする事もあるかと存じますが、社員一同誠心誠意変わらぬサービスに努めますので、ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。移転先住所と電話・FAX番号は以下の通りです。 住所:〒964-0862 福島県二本松市杉田駄子内102-1 電話:0243-24-5818 FAX:0243-24-5819。最寄りの駅は東北本線「二本松駅」、車の場合は東北自動車道「二本松IC」が目印となります。

第2回国産大豆入札結果
1月24日に第2回目の29年産国産大豆の入札が行われた。上場されたのは普通大豆6,748トン、特定加工用大豆が1,549トンの合計8,297トン。落札されたのは普通大豆が2,584トン、落札率38%、特定加工用大豆は158トン、落札率10%だった。価格は前回とおおきく変わらなかった。

29年産大豆集荷見込み、18万5,600tに下方修正(12月末現在)
JA全農は17日、昨年12月末現在の平成29年産大豆の集荷見込み数量を発表し、前回(昨年10月末現在)から4,700t減の18万5,600tに下方修正した。前年比では3%増となる。JA全農では、関東や滋賀など収穫期に降雨の影響を受けたものや、九州など小粒化傾向がみられたものを中心に、集荷量は下方修正となっており、入庫進度も東北、関東を中心にやや遅れているとしている。一方で、北海道や北陸、東海では前回から上方修正となっている。

第23回「全国納豆鑑評会」開催要項
第23回「全国納豆鑑評会」が次の通り開催します。開催日時:平成30年2月23日(金) 開催場所:ホテル「天坊」 所在地:群馬県渋川市伊香保町396-20電話0279-72-3880スケジュール:7:30分受付 8:30審査開始 13:00結果発表。尚、これに併せ当日別会場では、納豆に関する講演や「世界まぜまぜ選手権」や「世界のびのび選手権」などが開催される予定。

1月10日は「糸引き納豆の日
全国納豆協同組合連合会(納豆連)は1月10日の「糸引き納豆の日」を記念し、筑波大学東京キャンパス文京校で、至学館大学副学長で、レスリング選手兼女子日本代表コーチの吉田沙保里さんをゲストに迎えて「糸引き納豆の日記念粘りが勝負!アスリートーク」イベントを開催した。納豆はそのねばり強さと、糸を引く性質から、勝負事に縁起が良い食べ物とされ、また栄養価が高く「納豆食いの風邪知らず」と言われてきており、納豆連は20年東京五輪に向けて、日本の将来を背負って立つ若いアスリートに縁起の良い納豆を食べて健康と運気を高め、ねばり強く勝負に挑ん でほしいとの願いを込めている。吉田選手は02年に世界選手権に初出場初優勝し、15年大会まで13連覇。五輪では04年アテネ五輪、08年北京五輪、12年ロンドン五輪と3連覇を達成し、12年に五輪と世界選手権を合わせ、世界大会13連覇を達成し、国民栄誉賞を受賞したレスリングの現役レジェンド。16年リオデジャネイロ五輪では銀メダルを獲得し、個人戦では206連勝も達成している。吉田選手は納豆について、「小さい時は苦手だったが、今は大好き。ご飯と一緒に食べるが、ご飯に乗せないで食べる。普通が一番おいしいが、マヨネーズをトッピングすることもある。最近は青ノリかシソ入りを食べたが、おいしかった」と話した。食生活で気を付けていることについては「特に減量は行っていないので、カロリー計算などはあまり行っていない。ただ野菜が苦手だったが、食べるようになっている。肉だけでなく野菜もバランス良く食べている」と述べた。ねばりについては「ねばりが無いと勝負には勝てない。レスリングは最後の数秒まで勝敗が分からないので、ねばり強くという気持ちは大切にしてきた。3歳からレスリングをやっているので、自然と粘り強くなっている。ねばり強く負けたくない気持ちがあったからここまでやってこられた」と述べ、勝負については「何事も負けたくない。じゃんけんも負けたくないので、勝つまでやる。負けて終わることが好きではない」と話した。食生活については「お菓子が好きで、大学に入った時も脂肪が多い身体だった。お菓子を食べていることを同級生が監督に告げ口をされ、お菓子禁止令と1日の食事を5回に分けることで、身体付きが変化していった。監督が食生活と勝つための意識付けをしたことで、ライバル選手にも勝てるようになった」と話した。

17/18年度米国大豆需給予測、単収49.1bus・期末在庫4.億7,000万busに上方修正
米農務省が12日発表した、17/18年度の米国大豆需給予測によれば、前回から単収が49.1bus/Aに下方修正、これにより生産高も43億9,200万busに下方修正となった。ただ、輸出需要が前回から21億6,000万busに減少、これが生産高の減少幅を上回ったことで、期末在庫は4億7,000万bus(在庫率11.1%)に上方修正された。又、世界の大豆生産高は前回比微増の3億4,857万トンとなった。米国、アルゼンチンの減少分をブラジルの増産で相殺する形となった。尚、米調査会社は今年の米国の大豆作付面積見通しを前月予測の9,138万7,000エーカーから9,119万7,000エーカーへと下方修正したが前年度の作付面積9,010万エーカーを依然として上回っている。

★★【世界の大豆生産高予想】単位 百万トン

 
生産年度 17/18 16/17
発表月日 1/12 12/12 1/12
米国 119.62 120.44 116.92
ブラジル 110.00 108.00 114.10
アルゼンチン 56.00 57.00 57.80
パラグアイ 9.40 9.40 10.67
ボリビア 3.42 3.42 2.11
中国 14.20 14.20 12.90
インド 10.00 10.00 11.50
カナダ 8.00 8.00 6.55
ロシア 3.50 3.50 3.13
ウクライナ 4.00 4.00 4.28
EU-27 2.50 2.48 2.38
合計348.57 348.47 351.32

★★【米国大豆需給予想】単位 百万ブッシェル

                       
生産年度 17/18 16/17
発表月日 1/12 12/12 1/12
作付面積(百万A)90.1 90.2 83.4
収穫面積89.5 89.5 82.7
1A当たり収量49.1 49.5 52.0
期首在庫302 301 197
生産量4,392 4,425 4,296
合計+輸入量4,718 4,752 4,515
  搾油1,950 1,940 1,899
  種子139 141 141
  輸出2,160 2,225 2,174
合計4,248 4,306 4,213
  期末在庫470 445 302
  在庫率11.1 10.3 7.1


米国・カナダ大豆が不足か!!
現在、2017年産の米国・カナダ産の大豆が入港中だが既にショートし始めている。理由は大きく分けて二つある。一つは、昨年、北米の天候が良好とは言えず軒並み単収が低下したことだ。GMOを含めると大きな単収低下にはなっていないが、N-GMOの単収低下が大きい。高蛋白大豆ともなるとさらに単収が低下している。当社も輸入先から20%〜40%の供給減になると報告を受けている。もう一つの理由は米国・カナダの農家が売れるだろうと見込んで契約外の大豆などを作付けしなくなったことだ。従って、代替えとなる大豆も無い為、大きな量が不足している。現地にある未契約の大豆は限られ奪い合いとなっている。現地での価格も高騰している。中国や東南アジアも買いに来ている為、さらに価格が高騰している。2018年産のN-GMO大豆のプレミアム価格はさらに上昇するのは間違いないだろうと思われる。シカゴ相場も高値圏内から落ちる事なく現在も推移し、為替も111円(昨年1月は114円)。これで現地プレミアムが上昇となれば今年の後半から来年にかけて高値になるだろう。大手メーカーでは2018年産を例年より早めに入港するなど対策はしているようだが、2018年産はこれからなので万全の対策とは言えない。

チョット豆知識
納豆の日は語呂合わせで7月10日は判るけど、1月10日も語呂合わせで糸引き納豆で1月10日?1月10日としたのには、単なる「1・10=いと」という語呂合わせだけではなく、糸引き納豆の始祖とされる平安時代後期の武将源義家(1039年−1106年)通称「八幡太郎」にちなんでもいる。彼は頼義の長男で、前九年の役で父を助けて阿倍氏を討ち、後に陸奥守兼鎮守府将軍となって東国における源氏勢力を作った歴史上の人物。この義家が1087年11月14日、金沢柵を陥落させ、清原家衡・武衡を討つことに成功し、12月26日には後三年の役を平定した報告が都に届けられた。この時期を現行の暦にあてると、およそ1月になる。源義家といえば戦勝の神様と言われるようになった。