武陽月報 January 2018 武陽月報Vol.239 January 2018
平成30年1月1日発行

武陽食品株式会社
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武陽月報は、大豆と共に情報をお届けするニュースレターです。

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
新年明けましてしておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。2017年産(29年産)は輸入大豆、国産大豆とも大きな供給不安の懸念はまだ出ておりませんが、カナダ、アメリカにおいては、収穫が進むにつれて単収低下が目立つ様になり品種によっては供給懸念が出始めました。又、中国大豆も品質が悪いため北米に食品用大豆の問い合わせが殺到しています。それに合わせ現地での価格も値上がりが始まったようです。国産大豆も同様に収穫、検査が始まると下位等級品や小粒、中粒の発生が例年よりも多くなるようです。今年は、原料大豆の単価も下がるようで下がらない、逆に値上がりしそうな気配です。そんな環境の中、少しでも付加価値の高い大豆製品を作り売上倍増をして頂くようお願いいたします。今年も皆様のご活躍を期待しております。

秋田県「豆腐カステラ」放送される【札幌テレビ どさんこワイド179】
29年12月13日、北海道にある「札幌テレビ どさんこワイド179」の番組で秋田県にある佐藤食品の「豆腐カステラ」が放送された。特集は魅惑の豆腐ワールド!寒い季節に大活躍する「豆腐」に注目!・・・という訳で、全国47都道府県の豆腐を食べ歩き、海外に豆腐を普及している豆腐マイスターの“豆ちゃん”こと工藤詩織さんが登場。豆腐に関する豆知識などを披露しながらご当地豆腐を紹介した。全国の珍しいご当地豆腐。昔から日本人の暮らしに根付いてきた豆腐。全国に様々ある「ご当地豆腐」の中から、豆ちゃんがオススメの一品とは。先ずは佐賀県の嬉野温泉の「温泉湯豆腐」。 温泉水に豆腐を入れた一品。最初は、普通の豆腐だが、アルカリ性の温泉水によって火にかけるとだんだん溶け、ホロッとした食感に変わる。次は富山県の「五箇山(ごかやま)堅豆腐」。そして三番目に紹介されたのは秋田の南側の地域で昔から愛されている「とうふカステラ」「とうふ巻」。ユニークな一品で、豆腐に卵・砂糖・塩などを加え、カステラのように焼いたもので、正月にはおせちの伊達巻の代わりに食べられる。残念ながら放送は北海道内だけで全国放送でなかったが、北海道で少しでも秋田の名物の知名度が上がることは嬉しいことだ。

第1回国産大豆入札結果
12月20日に第1回目の29年産国産大豆の入札が行われた。上場されたのは普通大豆2,972トン、特定加工用大豆が911トンの合計3,883トン。落札されたのは普通大豆が713トン、落札率24%、特定加工用大豆は208トン、落札率23%だった。価格は前年並みのスタートとなった。29年11月24日(公財)日本特産農産物協会から発表になった29年産の国産大豆販売計画で販売予定数量は196,662トン、内全農の販売予定数量は190,344トン、全集連が6,318トン。入札販売予定数は全農が48,725トン、全集連が2,050トンとなっている。残りの数量は契約・相対・播種前入札の数量となる。28年産で不足気味だった「スズマル」の入札販売予定数は860トン、「納豆小粒」は286トンと今年度も量は少なくなっている。「エンレイ」から「里のほほえみ」に切り替え中の山形、新潟の「エンレイ」の販売予定数量は、それぞれ440トン、1,184トンとこちらも少なくなっている。また、収穫・選別作業が進んで行く中、収量が芳しくないのではないかとの話も出始めた。実際は前述の数字よりも低くなる可能性が高い。次回は1月24日に行われる。

第23回「全国納豆鑑評会」開催要項
第23回「全国納豆鑑評会」開催要項が次の通り決定しました。開催日時:平成30年2月23日(金) 開催場所:「伊香保温泉 ホテル天坊」 所在地:群馬県渋川市伊香保町396-20 スケジュール:7:30受付 8:30審査開始 13:00結果発表。尚、これに併せ当日別会場では、納豆に関する講演や「世界まぜまぜ選手権」や「世界のびのび選手権」などが開催、また、納豆の妖精「ねば〜る君」も登場、会場を盛り上げる予定。前回は京都で開催され、最優秀賞(農林水産大臣賞)に三重県の(株)小杉食品【日本の黒豆】が名誉ある受賞となった。群馬での開催は初めてとなる。群馬は全国有数の納豆消費県で、総務省の家計調査の1世帯当たりの消費額トップ5の常連。昨年は5,382円で全国4位だった。開催に先駆けて前々日より米国大豆生産者との意見交換会や工場見学も開催する予定。

凝固剤・消泡剤指針案を示す、主剤名称の記載など求める-豆腐公正競争規約設定委員会
豆腐公正競争規約設定委員会は11月28日、都内で委員会を開き、豆腐用凝固剤、消泡剤の指針案、豆腐の固形分測定基準について各分科会が報告した。今回示された豆腐用凝固剤、消泡剤の指針案では、豆腐用凝固剤の主剤名称は――@塩化カルシウム、A塩化マグネシウム、Bグルコノデルタラクトン、C粗製海水塩化マグネシウム(塩化マグネシウム含有物も統一する)、D硫酸カルシウム、E硫酸マグネシウム、F@〜Eの混合物――のいずれかを使用し、凝固剤の名称、成分割合は納品時にSDS(製品安全データシート)や商品企画書に記載し、粗製海水塩化マグネシウムは食塩割合も記載することとしている。また植物油が配合されている場合は、原材料や油脂の種類の記載を求めている。また凝固剤の一般名称の「にがり」は、塩化マグネシウム、粗製海水塩化マグネシウム、「すまし粉」は硫酸カルシウムのみに付与し物質名の後ろに記載できる。豆腐製品への表記については、主剤を混合する場合は、凝固剤名称の後に、構成比3位までの主剤の物質名を記載し、乳化にがりなど主剤に副材を混合した場合は、構成比3位までの物質名を記載し、副材として植物油脂が配合されている場合は、種類を記載する。消泡剤の主剤名称については――@グリセリン脂肪酸エステル(その他の脂肪酸エステルを含む)、Aシリコーン樹脂、B植物油、C炭酸カルシウム、D炭酸マグネシウム、Eレシチン(大豆リン脂質)――とし、植物油は種類を記載し、物質名と配合割合はSDSや商品企画書に記載する。表記については、消泡剤名称の後ろに構成比2位までを記載し、植物油は種類を記載する。豆腐の固形分測定基準については、固形分測定は赤外線水分計測定が食品衛生検査指針の公定法値に近く信頼度が高いとし、豆腐業界で広く使われている光の屈折原理を利用した豆乳濃度屈折計では不十分だとした。その上で、屈折計による固形分測定の検証テストでは、豆腐を撹拌(かくはん)し、測定直後の数値を取ったが同じサンプルでもバラつきが見られてとした。ただ撹拌後2〜3分放置してから測定すると数値が安定する傾向が見られたため、引き続き3分程度放置した測定データを積み重ね、検討するとした。委員会では今後、18年4月を目途に規約、施行規則、表示基準、マニュアルなど全ての案をとりまとめ、18年10月以降の認定申請を目指すとした。

17/18年度米国大豆需給予測、期末在庫4.億4,500万busに上方修正
米農務省が12日発表した、17/18年度の米国大豆需給予測によれば、単収・生産量を含め総供給量は据え置かれたが、輸出が前回から減少したことで総需要量が43億600万busに下方修正された結果、期末在庫は4.億4,500万bus(在庫率10.3%)に上方修正された。

★★【世界の大豆生産高予想】単位 百万トン

 
生産年度 17/18 16/17
発表月日 12/12 11/9 12/12
米国 120.44 120.44 116.92
ブラジル 108.00 108.00 114.10
アルゼンチン 57.00 57.00 57.80
パラグアイ 9.40 9.40 10.67
ボリビア 3.42 3.42 2.11
中国 14.20 14.20 12.90
インド 10.00 10.00 11.50
カナダ 8.20 8.20 6.55
ロシア 3.50 3.70 3.13
ウクライナ 4.00 4.00 4.28
EU-27 2.48 2.48 2.38
合計348.47 347.89 351.32

★★【米国大豆需給予想】単位 百万ブッシェル

                       
生産年度 17/18 16/17
発表月日 12/12 11/9 12/12
作付面積(百万A)90.2 90.2 83.4
収穫面積89.5 89.5 82.7
1A当たり収量49.5 49.5 52.0
期首在庫301 301 197
生産量4,425 4,425 4,296
合計+輸入量4,752 4,752 4,515
  搾油1,940 1,940 1,899
  種子141 136 141
  輸出2,225 2,250 2,174
合計4,306 4,326 4,214
  期末在庫445 425 301
  在庫率10.3 9.8 7.1




カナダ産白目大豆【エメラルド】

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