武陽月報 OCT 2017 武陽月報Vol.236 OCT 2017
平成29年10月4日発行

武陽食品株式会社
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武陽月報は、大豆と共に情報をお届けするニュースレターです。

第3回 全国豆腐品評会結果
9月30日(土)上野「東天紅」において第3回「全国豆腐品評会」が開催された。品評会では、「木綿豆腐部門」、「絹ごし豆腐部門」、「寄せ・おぼろ豆腐部門」でそれぞれ受賞者が発表された。今回受賞となった各商品は、下記の通り。

部門 木綿豆腐部門/TD> 絹ごし豆腐部門 寄せ・おぼろ・ざる豆腐部門
金賞 豆太特上木綿とうふ
(株)豆太 北海道
特選絹ごし
(株)とうふ工房ゆう 東京都
特選よせとうふ
(株)とうふ工房ゆう 東京都
銀賞 撰もめんとうふ
田中屋 長野県
極上きぬ豆腐
ささはら豆腐店 宮城県
匠選(たくみせん)寄せ豆腐
(株)日本栄養給食協会 栃木県
銅賞 はんなりもめん
(株)久在屋 京都府
菜の花とうふ絹
豊産商事(株) 千葉県
おぼろ豆腐
(株)島津屋 大阪府

また、上記以外に<充填豆腐部門> (金賞) 充填こいまろ 拒コのおっさん 徳島県 (銀賞)極濃おぼろ 潟Aサヒコ 埼玉県 (銅賞) 充填絹 給桙ニうふかわむら 京都府<アメリカ大豆賞> こくとろ。さとの雪食品 徳島県<カナダ大豆賞> きぬとうふ マルカワ食品 北海道<東京都知事賞> みつよしのざる豆腐 (有)三善豆腐工房 東京都<農研機構賞> 大豆まるごと木綿とうふ とっぺや本舗 富山県 名水きぬ豆腐 距N水の里 北海道 京豆腐銀門おぼろ豆腐 東山とうふ 西初 京都府 濃くコク豆腐 九一庵食品協業組合 長崎県等が受賞した。来年は北海道札幌で開催される。

納豆の伝道師、「納豆真打」への道を歩め!
全国納豆協同組合連合会は、アメリカ大豆輸出協会(通称:USSEC)と共に、納豆に関する知識を深めて貰う為、検定試験を9月10日(日)筑波大 茗荷谷キャンパス及び茨城県産業会館にて実施した。本試験は、納豆に関する専門的知識を有し、納豆を通じて健康で豊かな社会生活に貢献できる人材の育成、認定を目的として実施される。出題テーマは、納豆に含まれる栄養成分に関する知識、原材料と製造方法に関する知識、納豆業界や納豆にまつわる地理・歴史とし、それぞれのカテゴリーから均等に納豆に関する知識をおよそ45問出題。「真打」の最優秀者は来年群馬県で行われる「全国納豆鑑評会」の審査員として招待される。主催:全国納豆協同組合連合会 後援:アメリカ大豆輸出協会、水戸市観光協会 

大豆関連商品消費金額47都市順位
総務省統計局が発表している家計報告のデーターを元に大豆関連商品の購入金額都市別順位をまとめてみた。豆腐の購入金額第1位は盛岡市(7,022円/年)以下松山市、那覇市、佐賀市、徳島市と続く。最下位は札幌市(4,331円/年)購入数量で見ると青森市(98.2丁/年)続いて、富山市、盛岡市。納豆は水戸市(5,563円/年)が一位、続いて盛岡市、福島市、前橋市、青森市とほとんどが東日本に集中している。47番目は和歌山市(1,766円/年)で昨年と変わらなかった。油揚げ・がんもどきは福井市(5,673円/年)を筆頭に奈良市、京都市、大津市、金沢市と続き47番目は那覇市(1,268円/年)だった。

29年産北海道大豆品種別集荷量予想
28年度1,204,600俵29年度1,372,500俵(前年比114%、167,900俵増)ほぼ全ての品種で増量となる。特に「音更大袖振り」は19,700俵から25,700俵へ、「とよまさり」は907,000俵から1,027,400俵に増える。逆に「スズマル」は28年度41,700俵29年度39,200俵(前年比94% 2,500俵減)となる。高根で推移した28年産「スズマル」だが29年産は「ユキシズカ」に使用を変更せずこのままの需要だと来年も高値が予想される。ちなみに「ユキシズカ」は173,600俵から203,600俵の増産となる。

米国ネブラスカ州大豆セミナー開催
9月15日に米国ネブラスカ州が大阪ヒルトンホテルにて同州の農産物のセミナーが開催された。当社と取引があるScoular社も同州に本社があるため大豆部門のセミナーを担当した。講演内容は会社概要や相場見通し新しい遺伝子編集(組み換えではない)の研究の進行状況や相場見通し、大豆の生育場など説明された。また、米国の有力品種である93B82の生産打ち切りなどの説明などがあった。2017年産の大豆品質に関しては一時乾燥懸念となり生産量、品質の大きな懸念を抱いていたが、産地によりバラツキがあるものの平年並みとなっていることが報告された。


17/18年度米国大豆需給予測、単収49.9bus・生産量44.3億busに上方修正
米農務省が12日発表した、17/18年度の米国大豆需給予測によれば、単収が49.9bus/A、生産量が44億3,100万busと、共に上方修正されたことで、総供給量は前回比0.5%増の48億0,100万busに上方修正された。ただ、総需要量も輸出が前回から増加したことで43億2,600万busに上方修正され、さらに期初在庫が下方修正されたことで相殺され、期末在庫は4億7,500万bus(在庫率11.0%)に据え置かれた。16/17年度予測は搾油と輸出が共に前回から増加したことで、」期末在庫は3億4,500万bus(在庫率8.2%)に下方修正されている。

★★【世界の大豆生産高予想】単位 百万トン

 
生産年度 17/18 16/17
発表月日 9/19 8/10 9/12
米国 120.59 119.23 117.21
ブラジル 107.00 107.00 114.00
アルゼンチン 57.00 57.00 57.80
パラグアイ 9.40 9.40 10.67
ボリビア 3.42 3.00 2.11
中国 14.00 14.00 12.90
インド 10.00 10.00 11.50
カナダ 8.20 8.20 6.46
ロシア 3.90 3.90 3.13
ウクライナ 4.60 4.60 4.28
EU-27 2.48 2.53 2.38
合計347.44 347.36 351.44

★★【米国大豆需給予想】単位 百万ブッシェル

                       
生産年度 17/18 16/17
発表月日 9/19 8/10 9/12
作付面積(百万A)89.5 89.5 83.4
収穫面積88.7 88.7 82.7
1A当たり収量49.9 49.4 52.1
期首在庫345 370 197
生産量4,431 4,381 4,307
合計+輸入量4,801 4,777 4,528
  搾油1,940 1,940 1,895
  種子136 136 118
  輸出2,250 2,225 2,170
合計4,326 4,301 4,183
  期末在庫475 475 345
  在庫率11.0 11.0 8.2


◆◆ チョット豆知識 ◆◆

「ジカンバ耐性GMO大豆」って?
最近開発されたGMO大豆の事。ジカンバとは除草剤の一種。現在はモンサント社が開発したラウンドアップ耐性大豆が主流だが、開発されて時間が経ったことにより、それに耐える雑草が生まれ始めてきたことが問題となってきた。以前、この月報で報告したスーパー雑草などの事だ。この雑草は農薬に対し耐性があるため人手で刈り取るしかなく、一部では耕作地を放棄する農家も出始めた。これを解決する為に生まれたのが「ジカンバ耐性GMO大豆」だ。増殖するグリホサート耐性雑草を殺すために、ジカンバとグリホサートを組み合わせた新たな除草剤に耐性を持つように開発されたものだ。これが認められれば、他の植物を皆殺しにしかねないジカンバ(ベトナム戦争で枯葉剤として使われた)の使用量が飛躍的に増える。しかしながら、この農薬は飛散により自分の畑の雑草ばかりでなく他の畑の作物や草木に重大な影響を及ぼす事がはんめいして判っている。また、この強力な除草剤使用の増加は新たな耐性雑草を増やすだけとも言える。使用する際には空中散布は全面禁止、強風時は使用しない、他作物との間に隔離距離を設けるなどの制約が付けられているが未だ承認が下りていない。



カナダ産白目大豆【エメラルド】

今年から販売を開始しました。豆腐・油揚げに最適です。