武陽月報 JUNE 2017 武陽月報Vol.232 JUNE 2017
平成29年6月2日発行

武陽食品株式会社
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武陽月報は、大豆と共に情報をお届けするニュースレターです。

GMO表示検討会、対象品目や混入率が論点
消費者庁は26日都内で、第1回GMO(遺伝子組換え)表示制度に関する検討会を開催した。検討会は現行のGMO表示制度が導入され、15年経過し分析技術が向上している可能性やGM農産物の作付面積の増加により流通の実態が変化している可能性があるため、消費者が求める情報や、GM農産物の流通状況などを踏まえ、表示制度の在り方を検討し、29年度内に取りまとめる意向だ。また、座長を務める東洋大学の湯川剛一郎教授は当日、「表示対象品目の拡大と、混入率の割合が論点になる」と発言し、義務化されていない食用油やしょうゆなどに対象を拡大するかどうか、現在5%の許容混入率の是非を中心に審議が行われるとみられる。検討会では消費者庁の担当者は始めに、GM農産物の作付面積は、15年に1億7,970万haとなり、大豆(51%)とうもろこし(30%)、綿実(13%)菜種(5%)だとし、米国、ブラジル、アルゼンチン、インド、カナダの5ヶ国で90%以上を占めている。なお米国のGM大豆作付割合は、98年は27%だったが、15年には94%に達しているとした。 

16年世界GM作付面積は3%増
国際アグリバイオ事業団(ISAAA)がこのほどまとめた報告書によれば、16年世界GM作付面積は3%増の1億8,510万ha、ブラジルは11%増 (5/10)になったとしている。米国、ブラジル、カナダといった主要生産国で拡大したことが寄与しており、南アフリカなどアフリカ諸国でも導入が進んだとしている。同事業団では21年間の商業栽培を通じて、GM作物の導入率が110倍に増加し、発展途上国や先進国における農業者に長年に渡り便益を与えてきたが、近年承認され、商業化されたGM品種は消費者に利益を与えているとしている。

納豆甲子園8月8日開催
今年から新しい催し「納豆甲子園」が8月8日開催される。地方活性化を図る企画で、全国6ブロックから地産地消の納豆料理と納豆スィーツをテーマにレシピを募集する。服部栄養専門学校の服部幸應校長が審査委員長を務める。本戦では全国6チームによる納豆レシピで争われ、優勝校は米国デズニー・ワールドへ高校卒業の思い出作りが送られる。

29年産大豆4月末現在作付意向面積、北海道・東北・福岡・佐賀で増加
JA全農はこのほど、3月末時点現在の29年産大豆の作付け意向面積を発表した。それによると、29年産の大豆作付面積は28年産の12万2,000haから約800ha増の、12万2,800haになるとした。地域別では次の通り。△北海道(28年産3万4,400ha)は概ね前年並みだが、約400haの増加見通し。△東日本(同4万1,300ha)は産地によって増減があるものの、面積は前年並みから微増が見込まれ、全体では約300ha増の見込み。△西日本(同2万6,200ha)は産地により増減があるものの、前年とほぼ同面積。△九州(同2万100ha)は一部産地で減少するが、それ以外は前年並みから増加が見込まれる。尚、生産計画は7月頃の発表を予定している。

第6回国産大豆入札結果
5月17日に第6回目の国産大豆の入札が行われた。上場されたのは普通大豆7,004トン、特定加工用大豆が1,549トンの合計8,553トン。落札されたのは普通大豆が2,553トン、落札率36%、特定加工用大豆は466トン、落札率30%だった。落札平均価格は普通大豆が9,440円/60kg、特定加工用大豆が8,459円/60kgだった。第5回目の落札価格に対し普通大豆で11円/kg安い落札価格結果となったが、市場が期待するほど落札価格は大きく下がらなかった。次回は6月21日に第7回の入札が行われるが、価格も大きく変わることはないと思われる。

米国大豆の作付け進捗率
米国ではコーンの作付けが最盛期となり終盤に向かってきている。今年は降雨により作付けも遅れており、大豆への作付けがシフトするのではないかと、シカゴ相場も一喜一憂の動きになっている。大豆の作付け進捗率は各州でバラツキがあるもののほぼ平年並みとなっている。5月28日、米国農務省の発表は次の通り。( )内は過去の平均。18州平均は67%(68%) Illinois 62%(71%) Indiana 54%(71%)Iowa 77%(77%) Kansas41%(46%) Kentucky 45%(41%) Michigan 56%(68%) Minnesota81%(77%) Missour54%(52%) Nebraska 76%(79%) North Carolina 43%(43%) North Dakota 83%(67%) Ohio 54%(71%)  South Dakota 72%(70%) Tennessee 53%(50%) 

17/18年度米国大豆需給予測、生産高42.6億busと高水準を見込む
米農務省が10日発表した、今年初めての17/18年度の米国大豆需給予測によれば、3月末発表の作付意向面積8,948万Aをベースに、収穫面積が8,860万Aと前年度から大きく拡大する見通しにあるが、平年単収は48.0bus/Aと史上最高を記録した前年度と比べると低下することにより、生産量は42億5,500万busと前年度を下回るものの、高水準の予測となっている。 需要量予測は国内搾油、輸出共に前年を上回り、42億3,500万busと、生産高に匹敵する水準を予測しているが、期末在庫は4億8,000万bus(在庫率11.3%)と、期初在庫から増加する予測となっている。16/17年度予測は前回から輸出が増加したことにより、期末在庫は4億3,500万bus(在庫率10.6%)に下方修正された。17/18年度世界大豆生産予測は前年比1.0%減の3億4,468万tとなっている。前年対比では米国、ブラジル、パラグアイといった主要生産国で減産となっている一方で、中国は増産となっている。

★★【世界の大豆生産高予想】単位 百万トン

 
生産年度 17/18 16/17
発表月日 6月発表 5/10 5/10
米国 115.80 117.21
ブラジル 107.00 111.60
アルゼンチン 57.00 57.00
パラグアイ 9.40 10.30
ボリビア 3.00 2.11
中国 13.80 12.90
インド 11.50 11.50
カナダ 8.40 6.55
ロシア 3.30 3.13
ウクライナ 4.60 4.28
EU-27 2.45 2.42
合計 344.68 348.04

★★【米国大豆需給予想】単位 百万ブッシェル

                       
生産年度 17/18 16/17
発表月日 6月発表 5/10 5/10
作付面積(百万A) 89.5 83.4
収穫面積 88.6 82.7
1A当たり収量 48.0 52.1
期首在庫 435 197
生産量 4,255 4,307
合計+輸入量 4,715 4,528
  搾油 1,950 1,925
  種子 135 118
  輸出 2,150 2,025
合計 4,235 4,083
  期末在庫 480 435
  在庫率 11.3 10.6


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